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練習でのタックルが禁止に? プレミアリーグからの“注文”

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 プレミアリーグは各クラブが練習を再開した際、タックルの禁止やピッチなどの消毒、選手たちはソーシャルディスタンスを保つためのガイドラインを厳守するように求めた。英『メトロ』が伝えている。

 プレミアリーグから選手や監督たちのもとへ、練習を再開した際の手順書が送られたようだ。『BBC』によると、再開プロジェクトの第1段階として、選手たちは当面の間、タックルを禁止されることになっているという。選手たちはまず5人のグループに制限され、お互いに2メートルの間隔を開けなければならず、接触は許されない。数週間後には第2段階が開始され、ファーストチームの全選手がピッチに復帰する予定だが、この段階でもタックルや接触が許されるかは不明だ。

 トレーニングで使用されるピッチ、コーナーフラッグ、ボール、コーン、ゴールポストといったあらゆる用具はセッションの前後に消毒され、練習時間は75分に制限されている。また、選手たちは週に2度の検査を受け、毎日トレーニング前にアンケートに答えるだけでなく、体温チェックも行うようだ。

 政府は「国民の士気を高める」ためにサッカーを復活させようとしているようだが、『YouGov』の最近の調査では、調査対象となったイギリス人の73%がサッカーの復活についてそのように感じていないことが示された。複数の選手たちも、試合再開については疑問を呈しており、とりわけトッテナムのDFダニー・ローズは「感染者数が大幅に落ちるまでは、サッカーについて話すべきですらない。人々にリスクを押し付けるだけだ」と話している。

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