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バルセロナで居場所失うウスマン・デンベレ…70億円での売却期待も「ケガや問題行動で難しい」とスペイン紙指摘

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 バルセロナのFWウスマン・デンベレの去就について、スペイン『マルカ』が特集を組んでいる。

 新型コロナウイルスの影響で3月から中断が続いていたラ・リーガだが、6月からの再開へ向けて動きだしている。各クラブも個別練習を再開し、バルセロナも選手の検査を行った後、練習場を開放してトレーニングを再開している。

 そんな中、負傷を抱えていたデンベレは遅れて11日に検査を行い、結果が陰性であれば木曜日までに練習に復帰することとなっている。しかし『マルカ』は、「デンベレと疑惑の海」とし、バルセロナは今夏の売却を目指していると伝えた。

 記事では「最も移籍の可能性がある選手。ラウタロ・マルティネスやネイマール、中盤の強化を目指す中で、重要な存在だ」としつつも、「とはいえ売却は簡単ではない。度重なるケガやピッチ外の行動の両方に疑念があるからだ」と、ケガがちな体質や問題行動が大きな影響をもたらすと予想している。

 そして、バルセロナは市場価値を6000万ユーロ(約70億円)と評価しているものの、新型コロナウイルスの影響でどうなるかは予想できないと言及。また売却できなければ、厳しい争いの中で自身の立ち位置を確立せざるを得ないとした。

 また「主要な問題はケガを繰り返すことであり、ピッチ外の態度は無関係」としつつも、4月14日にキケ・セティエン監督が主催したチームのビデオ会議に唯一参加しなかったと報道。「獲得を考えているクラブも、信頼できるのか疑念を抱いている」と綴った。

 『マルカ』は、デンベレの今季について「今シーズン再びプレーすることはなく、移籍期間前にケガを克服したことを示すことはないだろう」と予想。最後に「バルセロナは6000万ユーロでの売却を希望するが、もし順調に回復すればもう1年与えられるかもしれない」と、移籍先を探せない場合にもう1年残留する可能性を指摘している。

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