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ボローニャ監督代理、冨安健洋の長所を語る「彼は時間と空間を現代的に操れる」

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冨安健洋に相次ぐ称賛の声

 ボローニャでシニシャ・ミハイロヴィッチの監督代理を務めてきたエミリオ・デ・レオが20日付の地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』のインタビューに応じ、所属する日本代表DF冨安健洋らを称えた。

 冨安は昨夏、1年半所属したシントトロイデンからボローニャへとステップアップ。すぐさま右サイドバックでレギュラーの座を勝ち取ると、ここまでセリエAで20試合に出場して印象的な活躍を示してきた。今夏の移籍市場に向けてはセリエAの名門ローマやプレミアリーグのクラブなどから熱視線が注がれるとされるなか、白血病で闘病中のボローニャ指揮官に代わって監督代理を務めてきたデ・レオは、若き日本代表DFを高く評価。「彼は時間やスペースを現代的に読み解き、操る能力が頭の中に備わっている」と称えた。

 ボローニャ監督代理は他のメンバーにも言及。FWリッカルド・オルソリーニのことは「性格や技術が火山のよう」と例え、38歳のベテランFWロドリゴ・パラシオについては、「勝利のメンタリティを持っている。練習においても、すべてが彼にとって勝負であり、全員にとって模範となる選手」と賛辞を贈った。

 またチームの流儀についても説明。「シニシャは受け身になったり、消極的になったりすることを一切許さない。我々は常に相手陣内においてアグレッシブであらなければならない。ボールを奪われたときは、プレッシャーをかけてすぐにボールを取り返そうとする姿勢が明確だ。我々の切り替えとカウンターのサッカーはある意味、ヨーロッパスタイルなのかもしれない」と語った。

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