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セリエA再開後のボローニャ、注目は21歳の冨安健洋ら「7人の若手」伊紙が特集

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伊紙がDF冨安健洋ら若手選手を特集

 日本代表DF冨安健洋ボローニャの若手選手について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が25日に特集を組んだ。

 ボローニャは今季、白血病で闘病中の指揮官シニシャ・ミハイロビッチの下で一丸となって奮闘。3月に新型コロナウイルスの影響によりリーグが中断されるまで、9勝10敗7分で34ポイントを獲得して10位につける。UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ナポリとの差は5ポイント。EL予選出場権が与えられる7位ミランとはわずか2ポイント差に迫っている。

■夢のEL出場には冨安ら若手の力が必要

 セリエAが6月中旬以降のリーグ再開を目指すなか、イタリア紙はボローニャがEL出場権を目指す上で若き逸材の力が重要であると指摘。「トミヤスから(ムサ)バロウ、(リッカルド)オルスリーニまで…素晴らしい若手たちが突撃する」との見出しで注目の若手たちを紹介した。

「ボローニャが緊急事態後の新たな戦いにおいてEL出場の夢を追いかけるためには、チームのあらゆるリソースを駆使しなければならない。(ロドリゴ)パラシオやダニーロ、(ガリー)メデル、(アンドレア)ポーリらの経験も豊富だが、再開後のスタートダッシュで違いを見せるには、精神面やフィジカル面でのパワーが必要となる。だからこそロッソブルー(赤青の意味でボローニャの愛称)の若手の貢献が重要になる」

 このためチームに所属する21歳の冨安ら「7人のU-23世代」がさらなる進化を遂げる必要があると主張。「トミヤスや(イェルディ)スハウテン、バロウはすでに不動のレギュラーの座を確立し、評価も高まっているが、すでにトッププレーヤーであるオルソリーニ以外は全員、まだ成長過程にある」と説明した。

 さらに「トミヤス、(ニコラス)ドミンゲス、(マティアス)スバンベリ、スハウテン、(アンドレアス)スコフ・オルセン、バロウ、オルソリーニはボローニャの素晴らしい若手たちであり、クラブの計画では将来的にチームの骨格を担う運命にある」と長期的な期待も寄せる。そして、「再開後はラストスパートの準備が整っていることを彼ら自身で証明しなければならない」との見解を示した。

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