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東京Vが元監督の死去を公表、退任後は女子W杯&五輪も指揮「心よりご冥福をお祈りいたします」

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昨年の女子W杯でブラジル代表を率いたバドン氏

 東京ヴェルディは26日、2005年に監督を務めていたブラジル出身のバドン氏が25日に亡くなったと公表した。63歳だった。

 バドン氏は05年8月にオズワルド・アルディレス元監督の跡を継いで監督に就任。J2降格が決定的となっていたチームを託されたが、3勝5分8敗の成績にとどまり、J1残留に導くことはできず退任した。また本名のオズバウド・アウバレスが前指揮官の名前に似ていることでも話題となった。

 バドン氏は東京V監督を退任後、14年からブラジル女子代表チームを率いて2度の南米選手権制覇を経験。また2016年のリオ五輪では4位の成績を残した。2度の女子W杯はいずれもベスト16敗退。19年の女子W杯後に監督業から離れていた。その他、サンパウロやアトレティコ・パラナエンセなど国内名門クラブを率いた実績も持つ。

 クラブは公式サイトで声明を発表。「ご逝去の報に接し、ヴェルディをはじめブラジル国内の多くのクラブチームで20年以上も監督として活躍され、ブラジル女子代表を南米選手権で優勝させるなどした同氏の功績を偲び、クラブの選手及びスタッフ一同、謹んで哀悼の意を表するとともに心よりご冥福をお祈りいたします」と伝えている。

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