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宮市亮がキャリア最多出場記録も…ザンクト・パウリ、チームとの関係悪化で監督解任へ

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ヨス・ルフカイ監督とFW宮市亮

 FW宮市亮が所属するブンデスリーガ2部ザンクト・パウリは、ヨス・ルフカイ監督の更迭が決定的となっているという。ドイツ誌『キッカー』や地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えている。

 ザンクト・パウリではしばらく前から、ルフカイ監督とチームの関係が悪化していると報道されてきた。シーズン再開後、オランダ人指揮官が記者会見で選手を名指しで批判したことや、エースFWのヘンク・フェールマンを試合中怒鳴りつけたことを受け、メディアでは選手たちとの信頼関係が崩壊したと伝えられていた。

 そして、これまでルフカイ監督への信頼を強調してきたクラブ幹部が、解任を決断するに至ったようだ。21日の第33節レーゲンスブルク戦を1-1で引き分け、2部残留が決まったザンクト・パウリだが、最終節ヴェーエン・ヴィースバーデン戦後に現体制に終止符を打つことが発表されるとみられる。

 ザンクト・パウリは昨年4月に発足されたルフカイ体制での成績が、公式戦41試合11勝14分16敗と振るわず。より安定したシーズンを過ごし、場合によっては上位に食い込むといった期待に応えられなかったことも、解任の判断につながったとされる。

 なおルフカイ監督は、現在ひざの問題で3試合連続欠場中の宮市を重用。35試合で起用と、日本人のキャリアにおいて最も多くの出場機会を与えた指揮官だ。

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