アーセナルは1日のプレミアリーグ第32節でノリッジと対戦し、4-0で快勝した。

　中断明けは連敗と苦しんでいたアーセナルだったが、前節サウサンプトン戦(2-0)とFAカップ準々決勝シェフィールド・ユナイテッド戦(2-0)と連勝し、復調の兆しを見せた。そして迎えた最下位ノリッジとの一戦で、大量得点を奪う。

　まずは前半33分、FWピエール・エメリク・オーバメヤンが相手GKクルルからボールを奪ってネットを揺らし、先制に成功。その4分後にはゴール前の連携からジャカがゴールを挙げると、後半22分にもオーバメヤンが追加点。同36分には、この日が初出場となったセドリックが強烈なミドルを叩き込み、4-0で快勝を収めた。

　この試合で2ゴールを挙げたオーバメヤンにとって、1点目が自身プレミアリーグ50ゴール目に。79試合での達成は、ティエリ・アンリ氏を抜いてアーセナル史上最速となった。試合後、主将は『BT Sport』に対し、喜びを語った。

「本当に誇らしいね。でも、まずはチームを誇りたい。今日は素晴らしい働きをしたから、勝利に値したと思うよ。みんなが本当に良かった。幸せだね」

　なお、この試合の前には18歳のブカヨ・サカが長期の新契約にサインしている。自身も2021年に切れる契約の行方が大きな話題となっているオーバメヤンだが、「ブカヨがサインしてくれて本当に嬉しいよ」とコメント。そして「僕らはクラブと話し合っているし、何が起こるか待つつもりだ」と明言を避けた。

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