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サラゴサ3連敗で自動昇格圏浮上ならず…香川真司は出番なし

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[7.6 スペイン2部第38節 サラゴサ2-4ラージョ]

 スペイン2部リーグは6日、第38節を行い、MF香川真司所属のサラゴサラージョに2-4で敗れた。今節は勝ち点で並ぶ2位のウエスカが敗れたため、引き分け以上で自動昇格圏内に戻るチャンスだったが、3連敗で3位のまま変わらず。左太ももを痛めている香川はベンチ入りしたが出番がなかった。

 先にスコアを動かしたのはホームのサラゴサ。前半5分、左サイドで獲得したFKをMFイニゴ・エグアラスが中央に蹴り込むと、低い体勢で飛び込んだDFカルロス・ニエトがフリック。ボールはややマイナス方向に流れたが、DFピチュ・アティエンザが振り向きざまのボレーシュートで強烈に叩き込んだ。

 ところがその後はラージョが主導権を握った。すると前半アディショナルタイム2分、左サイドを駆け上がったMFアルバロ・ガルシアのクロスをアティエンザがクリアするも、ボールが高く浮き上がると、バウンド際に反応したMFフアン・ビジャールが右足一閃。豪快なシュートをゴールマウス天井に突き刺し、土壇場で同点に追いつかれた。

 ラージョは後半6分、ペナルティエリア内で浮き球のパスを受けたFWホルヘ・デ・フルートスがクロスを上げると見せかけ深くまでえぐると、マイナス方向への折り返しにビジャールが合わせて2点目。さらに9分、アティエンザのパスミスを見逃さなかったMFアルバロ・ガルシアもゴールを奪い、瞬く間に2点のリードを得た。

 このままではサラゴサは後半16分、MFラウール・グティのスルーパスに抜け出したFWハビエル・プアードが相手DFを振り切ってペナルティエリアに侵入し、ループシュートを流し込んで1点を返す。それでも反撃は続かず、終了間際にはさらに1点を奪われたサラゴサは3連敗となった。

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