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ベルナー獲得失敗に南野拓実とオリギが関係? オーウェン「巨額の投資に待ったをかけてしまった」

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今冬に加入したFW南野拓実

 元リバプールのマイケル・オーウェン氏は、古巣の近年の移籍市場に疑問を抱いているようだ。

 昨季はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制し、今季は30年ぶりのイングランド1部優勝を成し遂げたリバプール。高額な移籍金を支払って獲得したアリソンやフィルヒル・ファン・ダイクらによる守備陣、さらにサディオ・マネやモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノにより構成される前線の躍動により、大きな成功を掴んでいる。

 しかし、レギュラー陣と控えメンバーの戦力差は以前から疑問視されてきた。OBや解説陣からは、最終的にチェルシーに移籍したティモ・ベルナーを獲得すべきだったとの声が頻繁に上がっている。

 そんな中、“ワンダーボーイ"で知られ、キャリア序盤にリバプールで華々しい活躍をした元イングランド代表FWのオーウェン氏は『プレミアリーグ・プロダクションズ』で、「(ディボック)オリギタクミ・ミナミノは来季もいるのか? そうだ、彼らはチームにいる」と話し、前線の補強について持論を展開した。

「オリギは新契約を結んだばかりで、ミナミノはやってきたばかりだ。だから、彼らはチームにいるし、成長するだろう。だが、彼らがチームにいるべきかどうかを議論できないわけではない」

「新たな長期契約を結んだオリギは、リバプールに……、いやリバプールが彼に誠意を見せたのか? 彼があのようなこと(CL決勝でのゴール)をやってのけ、クラブは彼に新契約を用意しなければいけないと考えたのだろう。しかし、このことが新たなストライカー獲得のための巨額の投資に待ったをかけてしまった」

「ティモ・ベルナーは、明らかにリバプールが興味を持つ選手だった。最終的にはチェルシーに行ってしまったが……。あのような選手はリバプールにぴったりだと思った。彼らがオリギと結んだ長期契約により、控えストライカーの獲得は現実的ではなくなった。正直言って、彼らにさらに良いストライカーが必要でないとは確信を持てない」

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