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浦和通算100ゴール達成のFW興梠慎三「チームが勝つことが大前提」

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決勝ゴールを奪った浦和レッズFW興梠慎三(右)

[7.8 J1リーグ第3節 仙台 1-2 浦和 ユアスタ]

 浦和レッズのエースが節目となるゴールを記録した。

 この日、ベンチスタートとなったFW興梠慎三に出番が回ってきたのは、1-1で迎えた後半23分だった。「ここ最近、去年もそうだけど、途中から入った選手に結果がついてきていなかったので、自分が途中から出たら結果を残そうと思っていた」。その言葉を体現してみせる。

 後半38分、左サイドのMF関根貴大が中央へパスを通すと、ボールを受けたレオナルドが興梠に縦パスを打ち込み、自身はゴール前へと走り込む。「レオ的にはワンツーを狙って出したと思う」と仲間のプレーの意図を理解していた興梠だが、「自分が得意な形の左足シュートに持っていけるチャンスだったので、ファーストタッチでそれを意識した」とレオナルドが走り込んだ方向とは逆方向に鋭いターン。背負っていたDF金正也をかわすと、左足のシュートでネットを揺らして決勝点となるゴールを奪取した。

「ファーストタッチがすごく良いところに決まった。結果を残そうと思っていたので点を取れて良かった」

 この得点は浦和でのJ1通算100ゴール目というメモリアルゴールになった。しかし、本人は「そこを目標にやっているわけではない」と語ると、「チームが勝つことが大前提なので、そういう意味では自分が決めて勝てたことはすごく嬉しく思う」と何よりもチームの勝利を喜んだ。

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