セリエA第31節でボローニャはホームにサッスオーロを迎え撃つ。

　前節、敵地でのインテル戦は退場者を出したうえに1点を追うという厳しい展開にありながら、74分に18歳ムサ・ジュワラ、80分に21歳ムサ・バロウと若手アタッカーが立て続けにゴールを決め、1-2で逆転勝利を飾った。

　ボローニャ指揮官シニシャ・ミハイロビッチは「選手が若いとか、年齢は考えていない。私は選手たちに才能があるかどうかで判断している」とインテル撃破の要因について語っている。

「ティーンエイジャーをピッチに送り出すのはちょっとだけ勇気が必要だ。だが彼らの成長は本人だけでなく、チームにとっても大きなプラスになる。ジュワラはここまでセリエAで5試合に出場し、やっと初ゴールをマークした。このまま地に足をつけた状況でトレーニングに励んでほしいね。今後もその才能を示してくれるはずだ」

　インテル戦では勝ち点3こそ手にしたが、劣勢の展開が続いたこともあり、ミハイロビッチ監督は「立ち上がりから25分は本当にひどいものだった。だがそこから巻き返すことができたね。チームがメンタルを保ち、信念を持って戦ったことから導き出された結果だ。やはり諦めない姿勢が結果をもたらす」と続け、選手たちに賛辞を贈った。

　また、次節サッスオーロ戦に向けては次のように述べて気概を示している。

「サッスオーロはとても強力なチームだ。彼らは移籍市場でも大きな動きをしたし、強力な攻撃陣をそろえている。ここで勝てなければ、インテル戦の勝利は帳消しになってしまうかもしれない」

　セリエA第31節ボローニャvsサッスオーロは日本時間9日早朝4:45キックオフとなる。

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