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“ゴールマシン”C・ロナウドはリーグ再開後全試合で得点継続…指揮官「彼は頭の中もチャンピオン」

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得点ランクトップまであと1点と迫るFWクリスティアーノ・ロナウド

[7.11 セリエA第32節 ユベントス2-2アタランタ]

 ユベントスは11日にセリエA第32節を行い、アタランタと2-2で引き分けた。アタランタ優勢に試合を運ばれたが、獲得した2度のPKをFWクリスティアーノ・ロナウドが決め、痛み分けに終わっている。

 首位を走るユベントスとリーグ屈指の攻撃力を持つ3位アタランタの対戦は、後者が試合を牽引する。前半16分、FWアレハンドロ・ゴメスの巧みな足技からパスが出ると、FWドゥサン・サパタが豪快な右足シュートで先制。しかしユベントスは後半10分、ハンドで獲得したPKをC・ロナウドが決め、同点に追いつく。

 アタランタは後半35分、MFルスラン・マリノフスキーが逆足の右足から地を這うミドルを放ち、再び2-1と勝ち越しに成功。しかしユベントスは後半45分、FWゴンサロ・イグアインがFWルイス・ムリエルのハンドを誘発し、またしてもPK獲得。C・ロナウドが確実に決め、試合は2-2のドローとなった。

 クラブ公式サイトでは、マウリツィオ・サッリ監督が「今夜の勝ち点は、汗をかいて勝ち取ったものだ」と強敵との死闘を振り返る。「ヨーロッパのベストチームの一つを相手に、重要な結果である引き分けを手に入れた」と勝ち点1を得たことに安堵を見せた。

 シーズン終盤となり、激しい戦いは続く。ユベントスは前節はミランに2-4と敗れ、今節もアタランタにペースを握られ続けた。指揮官は「今はシーズンの非常に難しい時期であり、毎試合消耗が激しく継続性を見つけるのが難しい」と苦労を垣間見せている。

 一方、PKとはいえプレッシャーがかかるところで2ゴールを挙げたC・ロナウド。今季リーグ戦28ゴール目として、得点ランクトップのFWチーロ・インモービレにあと1点と迫る。

 リーグ再開から6試合すべてでゴールを挙げているエースについて、サッリ監督は「彼は両足だけでなく、頭の中もチャンピオンなんだ。大きな重圧に素晴らしい形で対処することができる」と改めて称賛を口にした。

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