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[MOM680]明治大FW小柏剛(4年)_PK失敗の汚名返上、2戦連続決勝弾

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.12 関東1部第2節 明治大2-1立正大 RKUフットボールフィールド A面]

 紫紺の10番が開幕2連勝に導いた。明治大は1点ビハインドで折り返した後半12分、ドリブルで仕掛けたFW小柏剛(4年=大宮ユース/札幌内定)はGKを引き付けて横にパス。FW佐藤凌我(4年=東福岡高)の同点弾をアシストすると、同24分にはMF持井響太(4年=滝川二高)のラストパスから右足でゴールネットを揺らし、2試合連続となる決勝点を決めてみせた。

「(同点ゴールの場面は)凌我の声が聞こえたので、そこは信頼して点を取れる方を選択できた。(逆転弾は)力安(祥伍(4年=広島ユース))と持井と太田(龍之介(1年=岡山U-18))がいい関係で抜けてくれた。持井が最後に打つにしてもパスをくれるにしても、最後に詰めるところは狙っていた。横パスが来て決められたのは良かったと思います」

 しかし逆転弾を決める直前に「かなりメンタルに来た」出来事があった。後半19分、ドリブルで仕掛けた持井がエリア内で倒されてPKを獲得。これを小柏がセットし、勝ち越し弾を狙った。だがボールは無情にも左クロスバーを直撃。跳ね返りを押し込むことも出来なかった。

 何よりプロで活躍するために必要となるリバウンドメンタリティを見せたエースだが、「PKの練習をしないといけない」と反省しきり。栗田大輔監督も「練習から力んでいる。勉強してくれればいい」とより高いレベルを求める。

 昨年の明治大は主将FW佐藤亮(現北九州)を中心とした爆発的な攻撃力と守備力の好バランスで大学サッカー界を圧倒。しかし昨年から背番号10を任された小柏だが、リーグ戦の得点数は前年の半数以下となる3得点に終わった。今年は佐藤亮やMF森下龍矢(現鳥栖)ら攻撃をけん引した先輩たちが卒業。小柏はより中心選手としての自覚を高めている。

「自分が明治を引っ張る選手として、自分が点を取らないといけないと感じている。コンスタントに点を取って勝利に導きくというのが目標。そこが出来ているので、来週からもしっかりと継続したいです」。暫定ながら早くも単独首位に立った明治大。プロ内定選手となったエースが真価を見せつける。

(取材・文 児玉幸洋)
●第94回関東大学L特集

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