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バルセロナB、2部昇格かけてプレーオフへ! トップ帯同MFプッチ、負傷のFW安部ら欠員多数

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負傷中のFW安部裕葵はMFモンチュ(左)に託す

 バルセロナBは19日、一発勝負の2部昇格プレーオフで、バジャドリー・プロメサと対戦する。勝てば最終ラウンド進出の決まる一戦だが、FWアンス・ファティやMFリキ・プッチらトップチームで出場機会を積んでいる選手たちは出場しないようだ。スペイン紙『アス』が報じている。

 さらにDFロナルド・アラウホ、GKアルナウ・テナスもキケ・セティエン監督の要望によってトップチームに帯同する方針。FW安部裕葵、FWアレックス・コジャードら5選手が負傷していることに加え、DFチュミ、GKセルジ・プッチら5選手は6月30日限りで契約が切れているため大幅なメンバー変更を強いられそうだ。

 欠員はユースチームからの抜擢で補う方針。記事ではMFジャイクス・モリバ、FWペケ、FWコンラド・デ・ラ・フエンテに期待が寄せられている。キャプテンはMFモンチュが務めるという。この試合はバルセロナBにとっては4か月半ぶりの公式戦となる。

 なお、バルセロナBはリーグ戦で2位だったため、下位チームトーナメントからの参戦。バジャドリーの育成組織にあたるバジャドリー・プロメサに勝利すれば、最終ラウンドに進出することができる。最終ラウンドは8チームで実施され、2試合を勝ち抜くことで2部昇格を手にすることができる。

◆レギュレーションは?
 2部昇格プレーオフは、全国4地域に分かれた2部B(実質3部)のリーグから2部に昇格する4チームを選ぶための最終決戦。新型コロナウイルスの感染拡大により、リーグ戦の完了は叶わなかったが、中断前の順位を元に出場チームが決められている。

 4地区の首位チームは一発勝負を行い、勝利した2チームがその時点で2部昇格が決まる。18日の第1戦では、カステジョンをPK戦で沈めたログローニュが史上初の2部昇格を決定。19日にはカルタジェナとアトレティコ・バレアレスが対戦する。また敗れた2チームは最終ラウンドに回る。

 下位トーナメントは4地区の2位対4位、3位同士の計12チームで行われ、勝者6チームが最終ラウンドに進出する。最終ラウンドは8チームで争われ、事前抽選されたトーナメント表を元に一発勝負で戦い、2連勝した2チームが来季の2部に昇格する。

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