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久保建英ら巡る“失敗”…マジョルカ地元紙が降格の要因を指摘

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マジョルカで今季35試合に出場し、4ゴールを挙げたMF久保建英

 MF久保建英の所属するマジョルカが1年での2部降格を余儀なくされたことを受け、地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』がその原因について言及している。

 マジョルカは昨季、2部リーグを5位で終え、昇格プレーオフを勝ち抜いて7年ぶりに1部復帰。2016-17シーズンの2部B(3部相当)降格から2年連続昇格を果たしての1部返り咲きだった。

 今季は新戦力の1人として、レアル・マドリーからの期限付き移籍で久保を獲得。19歳MFはスペイン1部初挑戦ながら35試合4ゴールと奮闘した。しかし、同じ昇格組のグラナダ(昨季2部2位)が7位、オサスナ(昨季2部1位)が10位で残留を果たした一方で、マジョルカは19位で再び2部降格となっている。

 スペイン『アス』によると、リーグ側がクラブごとに選手、監督、トレーナーなどの人件費の限度額を定めたサラリーキャップ制度において、マジョルカは上限額が1部最下位の2997万ユーロ(約37億円)だった。

 だが、『ディアリオ・デ・マジョルカ』は「給与限度額の違いだけでは全てを説明できない」とし、「スポーツに関する結果、選手や監督の責任で失敗したのは明らかだ」と指摘している。

 そして「チーム編成において利用可能な戦力を管理する方法を知らなかったことが、失敗した原因の1つだ。その最高の代表格である久保、(イドリス・)ババ、(アンテ・)ブディミル、(マルティン・)バリエントは、(来季の)2部でのプロジェクトに含まれていないかもしれない」と人員を最大限に生かせなかったことを悔やみ、「ハッピーエンドのない美しい冒険」と今季の戦いを表現した。

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