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デュッセルドルフ、19歳日本人MFアペルカンプとの延長を発表…昨夏に初のプロ契約を締結

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MFアペルカンプ真大

 ブンデスリーガ2部への降格が決まったデュッセルドルフは21日、元U-18日本代表MFのアペルカンプ真大との契約を延長したことを発表。新契約は2024年までとなっている。

 19歳のアペルカンプは、2015年に三菱養和SC巣鴨ジュニアユースからデュッセルドルフの下部組織に加入。昨夏同クラブと初のプロ契約を結び、リーグ戦数試合においてトップチームのメンバー入りを果たすも、出番は訪れず。だが、2部に降格した同クラブとここに来て複数年にわたる新契約を交わすことになった。

 ドイツ人の父、日本人の母を持つアペルカンプはデュッセルドルフの公式ウェブサイトで契約延長について、「自分への信頼を感じ、とても誇らしい気持ちです」と喜びを示すと「フォルトゥナには大きな恩義を感じており、今後数年間それに報いれることを祈っています。そのためには成長し続けて、毎日のトレーニングにすべてを尽くすつもりです」と意気込みを語った。

 また、クラブのウーベ・クラインSD(スポーツディレクター)は「シンタ・アペルカンプは我々のアカデミーで素晴らしい成長を見せてくれた」とコメント。「彼は非常に勉強熱心なプレーヤーで、我々は彼のポテンシャルを信じている。今後も今までのように一生懸命取り組んでいけば、そのボールを扱う能力や高いパスの精度、MFの位置からのゴールを脅かす力を持って、プロ選手としてもアピールするだろう」とそのストロングポイントを挙げながら続けている。

 なお2019-20シーズンは主にデュッセルドルフの2軍でプレーしたアペルカンプだが、4部のリーグ戦19試合に出場して8ゴール1アシストをマーク。新シーズンは日本代表MF原口元気(ハノーファー)や宮市亮(ザンクト・パウリ)も戦う2部で、どれほど通用するのか注目したいところだ。

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