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アンリやベルカンプのように…エースの契約延長願うアルテタ監督

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FWピエール・エメリク・オーバメヤンミケル・アルテタ監督

 アーセナルミケル・アルテタ監督は、FWピエール・エメリク・オーバメヤンとの契約延長を望んでいる。

 1989年6月18日生まれで31歳のオーバメヤンは、18-19シーズン途中にドルトムントから加入。シーズン途中加入にも関わらず2ケタ得点を記録すると、2年目の昨シーズンは36試合22得点でFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネとともにプレミア得点王に輝いた。そして今季もコンスタントに得点を重ねて得点ランク2位の22ゴールを挙げるだけでなく、8月1日に行われたFA杯決勝では2ゴールを奪ってチームを逆転勝利、そしてFA杯制覇へと導いた。

 英紙『ミラー』によると、21年6月で現在の契約が満了となるオーバメヤン側は、新たな契約では週給25万ポンド(約3500万円)の3年契約を望んでいるようだ。絶対に手放したくないアーセナルは引き留めの準備を進めており、来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得したことで財政的な余裕も生まれたという。

「ヨーロッパの舞台に立つことがいかに重要かは分かっていたし、クラブにとって経済的にもマストだった。なぜならそれは将来的に、より多くのことができるようになるための大きな一歩だからであり、財政的にも良い影響を与えてくれる」(アルテタ監督)

 オーバメヤンが、アーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリやイアン・ライト、デニス・ベルカンプに並ぶ存在になれると考えている指揮官は、「このクラブには常に信じられないほど素晴らしいストライカーがいた。オーバもその一人だし、ビッグネームたちと比較されるに値するよ」と語るとともに、契約延長を切に願った。

「トロフィーを獲得し、長くこのクラブに滞在すればするほど、そうした存在に近付いていくだろう。願わくば、彼にはもっといてほしい」

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