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カシージャス引退にイニエスタ、S・ラモス、ブッフォンら盟友がメッセージ「君がいなかったら…」

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現役引退を表明した元スペイン代表GKイケル・カシージャス

 元スペイン代表のGKイケル・カシージャス(ポルト)の現役引退を受けて、サッカー界のビッグネームたちが惜別のメッセージを送っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 レアル・マドリーのアカデミーで育ったカシージャスは1999年夏にトップ昇格を果たすと、若くして正守護神に君臨し、全盛期を支えた。16シーズンで公式戦通算725試合に出場し、3度の欧州CL制覇、5度のリーグ優勝など数多くのタイトルを獲得。スペイン代表としてもワールドカップに4度出場し、2010年南アフリカ大会では優勝に貢献した。

 ライバルとして切磋琢磨してきたユベントスの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンはツイッターを更新。「自分自身と向き合うだけでは不十分で、競争が私たちを他の選手たちより優れたものにしてくれる。おそらく完璧さを追求する姿勢こそが、今日の私たちをつくってくれた」と述べると、「ありがとうイケル。君がいなかったら、すべてがいまよりも意味をなさなかっただろう」と感謝を伝えている。

 ヴィッセル神戸に在籍する元バルセロナの元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは「君と君の家族が、新しい人生のステージを最高のものにすることを祈っている」とツイッターに投稿。レアルと代表でチームメイトだったDFセルヒオ・ラモスは「サッカーが君に感謝しているよ」「永遠のレジェンドだ」とねぎらった。

 カシージャスは昨年4月に心臓発作を起こして以降は公式戦の出場がなく、競技生活の第一線からは退いていた。9歳から在籍した古巣レアルも、レジェンドに対して声明文を出している。

「今日、私たちの118年の歴史の中で、最も重要な選手の一人が引退を迎えた。私たちが愛し尊敬するプロとして、ピッチの外でも中でもそのプレーと模範的な行動で、レアル・マドリーの大きな財産だった」

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