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[和倉ユース]山口U-18は求めていた全国上位との対戦。学び、体感したことを成長に繋げる

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レノファ山口FC U-18は参加16チーム中4位に。

[8.5 和倉ユース大会3位決定戦 日大藤沢高3-1山口U-18 城山陸上競技場]

「山口県では通用するところが通用しなかった。百聞は一見にしかず。感じた選手が変わってくれれば」。レノファ山口FC U-18の山本富士雄監督は、全国の強豪との戦いで体感したことから選手たちが学び、次に伝えてくれることを期待していた。

 山本監督が、「攻撃的なサッカーで、守備も攻撃も主導権を握って能動的に戦う」と説明する“山口スタイル”のサッカーを表現した。予選リーグ初戦では堅守・矢板中央高(栃木)相手に7得点を奪っている。

 だが、甘さが出てしまうと、失点に直結してしまう厳しさ。また、対戦相手はいずれもゴールを守ることへの執念が強く、簡単にはゴールを決めさせてくれない。結果は履正社高(大阪)、日大藤沢高(神奈川)に連敗するなど16チーム中4位。だが、これは山口U-18が本州最西端から全国上位のチームとの試合を求めて和倉ユース大会に出場した理由でもある。

「トップに入ることを一番の目的としてやっている」(山本監督)だけに、未来ある選手が高いレベルの中で揉まれることが絶対に必要。5日間で6試合という厳しい日程だったが、その中で体感したことを日常から求め、クラブの伝統にしていく。

 司令塔のMF柳井敦志(3年)は「全国の強いチームとやらせてもらって、スピード感や当たりの激しさ、球際の強さのところは普段自分たちがやっているところよりも強かったですし、速かったのでそこは学ばせてもらったという印象があります。今大会で自分たちの通じたところ、パスワークだったり、1タッチのパスだったり、サイドを上手く剥がせたのはあったので、最終的に決定力を磨いていかないといけない」と頷く。この経験を忘れずに、個人の成長やクラブユース選手権での活躍などに繋げて行く考えだ。

 新型コロナウイルス感染拡大のため、思うような強化ができないことも確かだ。それでも、山口県内、中国地方だけでなく、可能な限り他地域の強豪チームと対戦を経験しながら成長を求め、選手のトップ昇格や2種登録を勝ち取ること。また、チームとしては一丸となって「クラブユースが12月に決まったので、まずそこで勝って、結果を残して次に繋げていきたいと思っています」(柳井)という目標に向かい、一つでも上のステージへ進む。

 

(取材・文 吉田太郎)
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