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親善試合でスーパーゴールのAZ菅原由勢「決まったと思わなかった。みんなが寄って来て…」

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リールとのプレシーズンマッチでゴールを挙げたDF菅原由勢

 AZのU-20日本代表DF菅原由勢は、8日に行われたリールとのプレシーズンマッチで豪快なミドルシュートを決めた。試合後、クラブの公式Youtubeチャンネルでそのゴールを振り返っている。

 AZは、今夏のプレシーズンマッチでそれぞれ0-1と無得点で3連敗を喫していた。だが、フランスの強豪リールとの対戦では1点ビハインドで迎えた73分、途中出場した菅原が敵陣中央でボールを受けると右脚を振り抜く。渾身のミドルシュートはゴール左隅に突き刺さり、チームにプレシーズン初得点となる同点弾をもたらした。

 2-1の逆転勝利に終わった試合後に、菅原はクラブの公式チャンネルに登場。インタビュアーに試合の感想を問われると、英語で「とても幸せです。フレンドリーマッチ3試合勝てていなかったので、今日勝利したのは大きかったです」と振り返った。「ゴールを決めればいつもハッピーな気分です。ただ、試合に勝つのが一番大事です。ゴールは神様からのプレゼントのようなものです(笑)」と笑顔を浮かべた。

 続けて菅原はゴールシーンについて「(ノーマークの)チームメイトを探しましたが、いなかったため、シュートに集中しました」と言及。「決まったと思わなかったですね。チームメイトたちが寄って来てようやく『ゴール決めたんだ』と思いました」と最初は実感が湧かなかったと明かしていた。

 昨夏、名古屋グランパスから当初レンタルでAZに渡った菅原は、今年春先に2025年までの完全移籍が決定。右サイドバックや右ウィング、右サイドハーフで起用され、途中出場が多かったものの公式戦28試合(3ゴール)と順調な海外での初シーズンを過ごした。そして、2シーズン目を前に調子を上げてきているようだ。
 

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