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ファン・ハール、マンU時代に数々のビッグネーム補強を求めるも「実現しなかった」

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マンチェスター・ユナイテッドを率いていた当時のルイス・ファン・ハール

 かつてマンチェスター・ユナイテッドを率いたオランダ陣指揮官が、当時獲得を熱望した選手について明かしている。

 オランダ人監督ルイス・ファン・ハールはイギリスメディア『FourFourTwo』のインタビューで「マンチェスターに連れてきてもらいたい選手が多数いた。だがそれはほとんど実現しなかった」と口にしている。

「私は(ロベルト・)レワンドフスキがほしかったのだが、これが難しいとわかり、代案として(ゴンサロ・)イグアインの名前を挙げたんだ。でもこれも困難だと言われてしまった。ネイマールも欲しくて理事会とも話したことがあったんだが……」

「他にも(サディオ・)マネや(リヤド・)マフレズも手に入れようとしていた。あとはトーマス・ミュラーも私の希望リストに入っていたよ。中盤の選手では(エンゴロ・)カンテを求めていた。その他にはベテランの(ジェームズ・)ミルナーと契約できないかと画策していた。彼のような万能型かつリーダー的存在がチームにいたらとても助かると思ったからね」

「あとは守備陣の新戦力としてセルヒオ・ラモスや(マッツ・)フンメルスが欲しかった。ユナイテッドは守備陣が強固な状況ではなかったから。だがこれらはほとんど実現しなかった」

 マンチェスター・Uでは14-15シーズンから2季率いて、15-16シーズンのFAカップが唯一のタイトルとなったファン・ハール。結果的に前述の選手は一人も獲得することができなかった。

 2シーズンのみとなったマンチェスター・Uの指揮だが、その一方で当時だけでダビド・デ・ヘア、メンフィス・デパイ、アンヘル・ディ・マリアらの現有戦力と激しく衝突していたとされる。オランダ陣指揮官にとって、マンチェスターでの2年間は理想的な陣容から程遠いものだったのかもしれない。

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