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マンCへの移籍が最有力か…メッシ、ペップと電話会談を行っていた

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 歴史的な出来事になりそうだ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがバルセロナに退団の意思を伝えたというニュースが、世界中に衝撃を与えている。

 確かにバルセロナが大きな転換期を迎えているのは事実だ。先日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝でバイエルンに2-8と大敗。監督交代、そしてFWルイス・スアレスに戦力外通告を行うなど、血の入れ替えが進んでいる。

 メッシであっても例外ではなかった。そしてたびたびクラブとの確執が伝えられることのあったメッシ自身もここに来ての改革の波への不満が爆発。とうとう愛想をつかしたというわけだ。21年まで結んでいた契約を自ら終了させ、13歳から在籍するクラブを去る決断をしたという。

 次なる興味はレジェンドプレーヤーの新天地はどこになるのかということに移る。そして多くのメディアが現時点で最有力に挙げているのが、プレミアリーグのマンチェスター・シティだ。

 シティを率いるにはかつてバルセロナで師弟関係にあったジョゼップ・グアルディオラ監督。ESPNによると、先週、両者は電話で将来について話し合ったとみられ、以前は獲得が不可能だと考えていたシティも前向きになっているという。

 ただし今後は7億ユーロ(約880億円)に設定されている契約解除料についての交渉が鍵となってくる。

 メッシは特別な契約条項として毎シーズン終了時に一方的に契約を終了にできる項目を設定。6月10日にその有効期限が過ぎていたものの、新型コロナ禍を理由に期限を延長し、その権利の行使を主張するつもりでいる。

 しかしバルセロナも簡単にこれを認めるとは思えず、長期戦になる可能性も出てきそうだ。

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