バルセロナに退団する意思を伝えたとされるFWリオネル・メッシ。移籍先として現時点ではプレミアリーグのマンチェスター・シティが最有力候補として伝えられている。

　メッシは21年までバルセロナの契約を結んでいる。しかし毎年シーズン終了後にメッシ自身の意思で契約を解除できる項目を盛り込んでいるといい、本来であれば期限は6月10日までとなっているが、新型コロナウイルス蔓延の影響を理由に、特例を主張するつもりだという。

　しかしクラブがフリーとなることを簡単に認めるわけがない。バルセロナはメッシの契約解除料として7億ユーロ(約880億円)を設定しているが、これを満額回収することは現実的ではない。

　『アス』によると、そこで一つの基準となるのが、バルサ史上最高額、17年にパリSGに移ったFWネイマール超えになるという。バルセロナは法的にもメッシの主張を退けることが可能だと考えているといい、レジェンドプレーヤーの“売却”のみを認める方向のようだ。

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