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暴行容疑で逮捕されたマグワイア、事件の真相を明かす「誘拐だと思った。命の危険を感じた」

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暴行容疑で逮捕されたDFハリー・マグワイア

 先日ギリシャで逮捕されたマンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイアが、『BBC』で事件について口を開いた。

 ヨーロッパリーグ終了後、オフシーズンを利用してマグワイアはギリシャを訪れていた。しかし21日、ミコノス島の地元警察は同選手を含む3名を警察官への暴行などの容疑で逮捕。マグワイアは取り調べの最中に「オレが誰だか知っているのか?マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンだ。それにとても金持ちだ。君たちに金を渡すことだってできる。見逃してくれ」と話していたとされ、警察官への贈賄の容疑でも起訴されていた。

 イングランド代表DFは22日に出廷し、釈放が認められてすでに帰国。25日にはマグワイアの代わりに弁護士が出廷した公判の中で、21カ月の執行猶予付き有罪判決が下された。

『BBC』で事件後初となるインタビューに応じたマグワイアは、詳細を明かした。友人やフィアンセ、妹らとお酒を楽しんだ後、別荘へ戻るためにミニバスの運転手に迎えを頼んだという。そしてバスを待つ間に「2人の男が妹に近づいてきた。彼らはどこから来たか尋ねていた。彼女は答えた。その時、僕のフィアンセは妹が白目をむいて気絶するのを見た」と証言。「恐怖で叫んでいた」が、この時点では争いはなかったという。その後バスが到着し、病院へ向かうために別荘へ帰ろうとしたものの、妹は思いのほか早く回復。しかしバスは5~10分ほど走った後、路肩に停車。すると8人の男性に取り囲まれたという。バスから放り出され、この時点で「誘拐だ」と感じたようだ。

 そしてマグワイアと友人たちは逃走し、エージェントに助けを求めたという。その後バスへ戻ろうとした際、暴行にあったようだ。

「最初に思ったことは、誘拐されたということ。ひざまずいて両手を挙げた。彼らは僕らを殴りはじめ、僕の片腕に手錠をかけた。そして足を殴りながら『お前のキャリアは終わりだ。二度とフットボールをプレーすることはない』と言い続けた。その時点で、これは警察であるはずがないと思った。誰だかわからない。逃げようとした。パニック状態で、恐怖で……。命の危険を感じた」

「僕は片腕に手錠をかけられていたので、なんとか手を動かそうとしていた。ここからが告発された内容だ。逮捕に抵抗し、暴行を働いたと。でも、殴ってはいない。彼らが警察だとは思わなかった」

 その後警察署へ連行され、収監されたマグワイア。「狂ったように聞こえるかもしれないけど、安心したんだ。他の人もいて落ち着けと言ってくれた。その時初めて、僕は刑務所にいると理解した」と語っている。

 なおマグワイアは、警察への贈賄の容疑について「絶対にない。報道を見た時に馬鹿げてると思った」と否定。また「誰にも謝る義務があるとは思えない。謝罪は何か悪いことをしたときにするもの。ファンとクラブに迷惑をかけたことは後悔しているが、悪いことはしていないんだ」と語っている。

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