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フィリペ・コウチーニョのバルサ復帰をバイエルンが発表「彼のレンタルは良い決断だった」

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MFフィリペ・コウチーニョがバルセロナに復帰

 バイエルンは2日、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(28)がバルセロナにレンタル復帰することをクラブ公式サイトで発表した。

 コウチーニョは昨年8月、1年間の期限付き移籍でバイエルンに加入。2019-20シーズンは公式戦38試合に出場し、11ゴール9アシストを記録した。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は全11試合に出場。準々決勝のバルセロナ戦(○8-2)では古巣を相手に2ゴール1アシストの活躍を見せた。ブンデスリーガ、DFBポカールを含めた3冠を置き土産に、バイエルンに別れを告げる。

 代表取締役社長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏はクラブ公式サイトを通じて「我々はフィリペ・コウチーニョに心からの感謝を述べる。彼の持つ創造性、また卓越したテクニックにより、彼はトリプル達成のシーズンをより躍動させた。彼をローンで獲得する決断が良いものであったことを証明して見せた。我々一同、フィリペがこの先のキャリアにおいても成功を収めることを祈っている」と、その働きを称えた。

 また、スポーツ取締役のハサン・サリハミジッチ氏も「バイエルンとフィリペ・コウチーニョがわずか 1シーズン後に道を分つ事になろうとも、彼がミュンヘンで見せた取り組みは彼がどれほど優れた選手であるかを明確に示した」と称賛。「残念ながら負傷の数々と手術により出場機会は少なかったが、彼の3冠への貢献、とりわけリスボンにおけるチャンピオンズリーグ決勝トーナメントでの貢献は誇らしく思うべきだろう。未来でも幸運を、フィリペ!」とエールを送った。

 スペイン『マルカ』によると、バルセロナ復帰後のコウチーニョの去就は、現時点で不透明な状況となっているという。

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