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今季リバプールの“エース”は南野? 地元メディア「10番タイプ」「全く別人だ」

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順調な仕上がりを見せるFW南野拓実

 リバプールで2年目のシーズンに挑むFW南野拓実が現地で評価を高めている。イギリス『リバプール・ドットコム』は6日、「リバプールには、大きな影響を与えるための準備をしている新しい戦術的エースがいる」と題し、「南野拓実はリバプールで成長しており、来週末の(プレミアリーグ開幕戦の)リーズ戦での先発オプションとして検討されるべきだろう」と期待を寄せた。

 南野は5日に行われたブラックプール(イングランド3部)とのプレシーズンマッチ(○7-2)でスタメン出場。4-2-1-3のトップ下に入り、1ゴール1アシストを記録した。8月29日のコミュニティ・シールドのアーセナル戦(1-1、●PK4-5)ではリバプールでの公式戦初得点をマーク。不完全燃焼のシーズンとなった昨季から一変し、好パフォーマンスを続けている。

 同メディアはブラックプール戦を振り返る中で「最も喜ばしいのは、南野拓実がリバプールの選手として本当に成長していることを示唆したことだ」と評価。この試合でMFファビーニョ、MFナビ・ケイタのダブルボランチの前でプレーした日本代表FWについて、次のようにレポートしている。

「より深いエリアでボールを引き出し、前にボールを運び、ボックス内やその周辺のスペースに進入。ロベルト・フィルミーノと巧みにポジションを交換しながら、互いの邪魔にならないようにしていた」

「彼の目の前にはピッチが広がっており、ボールを受けるたびにすぐに彼を取り囲むDFの数もそれほど多くない。南野ははるかに快適で効果的で、システムの中における自分の居場所を確信しているように見えた」

 また、これまで両ウイングのFWモハメド・サラーやFWサディオ・マネ、中央のフィルミーノらの代役を任された際に苦戦していたことを回顧しつつ、「しかし、前線の3人の後ろでプレーし、彼らとポジションチェンジしながらプレーすると、南野は全く別人のように見えた。アンフィールドでの昨季チャンピオンズリーグで、ザルツブルクの一員として大きなインパクトを与えた選手のようだ。プレッシャーの中でボールを受け、ボールを旋回させ、素早くチームメイトに渡す能力は、彼の重要なストロングポイントの1つであり、自由に動き回る攻撃的MFの役割で、最高のパフォーマンスを発揮している」と絶賛した。

 さらに、この南野の活躍がユルゲン・クロップ監督に新たなオプションを与えるとも指摘している。「クロップはこれまでのリバプール在任期間中、10番タイプの選手を起用する傾向はほとんど見られなかったため、彼がそこでプレーすることで、クロップの戦術的な見通しを大きく変えることになる」と展望した。

 昨季は中盤が逆三角形の4-3-3をベースに、プレミアリーグで独走優勝を果たしたリバプール。同メディアは「チームは進化していくものだ。4-3-3がリバプールの成功を築いてきたからといって、今後も標準的なテンプレートのままでなければならないというわけではない。4-2-3-1、4-2-2-2、4-4-1-1というオプションを持つことは、リバプールにとって非常に意味のあることだ」と言及し、「南野は来週末のリーズ戦で先発起用される可能性が高いと考えている」と見解を示した。

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