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内田篤人氏の新役職“ロールモデルコーチ”とは? JFA反町委員長「最初は色眼鏡で見られるかもしれないが…」

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現役時代にはベンチから選手を鼓舞する姿も見せていた内田篤人

 日本サッカー協会(JFA)は13日、今夏限りで現役を引退した元鹿島アントラーズ内田篤人氏を新役職「ロールモデルコーチ」に任命したと発表した。同日、清水東高の先輩にあたる反町康治技術委員長がオンラインでのメディアブリーフィングで経緯を説明した。

 反町委員長によると、新役職の設立はJFA側からの打診で実現。内田氏の今後のキャリアについて相談を重ねてきた中で「少しでもいいからお手伝いしていただきたい」と依頼し、内田氏からも「お願いします」という返答があったという。

 ロールモデルコーチという役職は内田氏が初めての例。指導者ライセンスを保有していないため、正式なコーチ任命はできないが、「グラウンドが似合っている人間なので、選手に一番近い存在としてアドバイスしたり、できれば少しでもプレーすることによってメッセージを送ってもらいたい」(反町委員長)というロールモデル(模範)としての役割が期待されている。

 また内田氏自身もサッカーの普及、若年層の育成、アンダーカテゴリの活動には強い関心を持っているという。反町委員長は「彼がCLとJリーグは別のスポーツだと言っていたとどこかで読んだ。私が声を大にして言うのと、内田篤人が言うのとでは説得力が全然違う。現場を経験した人間だから重みがあるし、どういうことなのかを身体と言葉をもって発信してもらいたい」と期待を寄せた。

 一方、反町委員長が「最初は色眼鏡で見られるかもしれないが、これからの彼次第だと思っている」(反町委員長)と語ったように、選手として豊富な実績と絶大な人気を誇った内田氏がJFAの活動に参加することによるさまざまな影響も想定される。内田氏は14日にスタートするU-19日本代表候補のトレーニングキャンプに参加予定だが、少なくとも影山雅永監督が率いるチームへの関心はこれまで以上に高まりそうだ。

「主役は選手。カメラマンが来たら内田だけを撮るんじゃなく、U-19がしっかりトレーニングしているところを撮ってもらいたいし、記事にしてもらいたい」と語った反町委員長は「選手が見られているという責任感を持つならそれでいい」と相乗効果にも期待。内田氏にも「真剣勝負の場ということで見守ってもらいたいし、本人(内田氏)にもそのつもりでスタッフのミーティングに全部参加してもらう。指導者がどういうものであるかを踏まえながらやってほしい」と貢献を求めていた。

 もっとも、内田氏が指導者キャリアを本格的に歩んでいくかどうかは決まっていないようだ。反町委員長は内田氏にライセンス講習を受講するよう伝えたとは明かしつつも、「無理やりではなく、本人の意向もある」「優遇するつもりはないし、彼に委ねている」と強制や特別扱いは否定。「彼が指導者の道を歩むのであれば、この活動が少しでも礎になれば」と語った。

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