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ユベントス、CF補強にジェコの獲得を決断へ…ローマへの移籍金は20億円

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ユベントスはFWエディン・ジェコの獲得を決断か

 ローマに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコユベントス移籍が間近に迫っている。17日、『Goal』の取材により明らかになった。

 ユベントスは今夏、アンドレア・ピルロ指揮下で構想外となったFWゴンサロ・イグアインの後釜となるセンターフォワードの獲得を検討。当初は、バルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスに関心を示していた。

 スアレスもEU圏外選手枠の空きがないユベントス入りを視野に入れ、イタリア国籍取得の手続きを開始。しかし、ユーベはセリエA開幕戦が今週末に控える中、この手続きが長引くことを懸念してジェコ獲得へと舵を切った。

 ジェコは、ユベントスと年俸750万ユーロ(約9.3億円)の2年契約を結ぶ見通しとなっており、ローマには移籍金1600万ユーロ(約20億円)が支払われる。ジェコは、ローマにおいて自身の後釜となる予定のナポリFWアルカディウシュ・ミリクがメディカルチェックを受診したのちに、ユーベでのメディカルチェックへと臨む。

 34歳のジェコはマンチェスター・シティからローマに加わった2015年夏からセリエAを舞台に活躍。ローマ在籍5年間で公式戦222試合に出場し、106ゴール50アシストを記録するなどエースとして君臨してきた。

 ユーベはスアレスのほか、FWエディンソン・カバーニやFWオリビエ・ジルー、FWアルバロ・モラタらの動向も追ってきたが、ジェコ放出のカギとなるミリクのローマ移籍が近づいたことで、セリエAでの経験も豊かなボスニア代表FWの獲得を決めたとみられる。

 なお、ユベントスにおいてジェコはMFハサン・サリハミジッチ、MFミラレム・ピャニッチに続く3人目のボスニア人選手となる。

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