beacon

今季最初のビッグマッチ制したのは王者リバプール、1人少ないチェルシーをマネ2発で撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWサディオ・マネの2得点でリバプールが勝利

[9.20 プレミアリーグ第2節 チェルシー 0-2 リバプール]

 プレミアリーグは20日、第2節を行い、昨季4位のチェルシーと王者リバプールが対戦するビッグマッチを開催。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半5分にFWサディオ・マネの得点で先制したリバプールが、同9分にマネが加点して2-0の完封勝利を収め、開幕2連勝を飾った。ベンチスタートとなったFW南野拓実は後半41分から出場している。

 前半14分にリバプールがゴールに迫る。後方から送られたボールがPA右に流れると、ゴールマウスから飛び出したGKケパ・アリサバラガよりも先に触れたFWモハメド・サラーが折り返す。走り込んだFWロベルト・フィルミーノが無人のゴールに流し込むと思われたが、カバーに入ったDFアンドレアス・クリステンセンにブロックされてネットを揺らすには至らなかった。

 試合は攻守が目まぐるしく変わるスピーディな展開に。両チームともに相手の激しいプレッシングに遭いながらも、しっかりとボールをつないで好機を見出そうとする。集中力の高い守備を前に、敵陣深くまでなかなかボールを運べない時間帯が続く中、前半32分にはFWティモ・ベルナーが一瞬の隙を突いてボールを運び、PA外から左足で狙うがシュートはゴール右に外れた。

 すると前半44分、MFジョーダン・ヘンダーソンのロングパスから抜け出したマネをクリステンセンがファウルでストップ。一度はイエローカードが提示されたものの、VARが介入して一発退場となり、チェルシーが数的不利に陥ってしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、チェルシーはDFフィカヨ・トモリ、リバプールは19日に加入が発表されたばかりのMFチアゴ・アルカンタラをピッチへと送り込む。

 すると後半5分、リバプールがチェルシーゴールをこじ開ける。DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの縦パスを受けたフィルミーノがサラーとのワンツーから抜け出すと、右サイドから送ったクロスをマネがヘディングで突き刺し、スコアを1-0とした。さらに同9分にはバックパスを受けたケパにプレッシャーをかけたマネがパスをカットすると、右足で蹴り込んで一気にリードを2点差に広げる。

 2点のビハインドを背負ったチェルシーは、後半28分、左サイドからPA内に運んだベルナーがチアゴのファウルを誘ってPKを獲得。しかし、キッカーを務めたMFジョルジーニョのシュートがGKアリソンにストップされてしまい、得点の好機を逸してしまう。

 後半41分にはリバプールベンチが動き、フィルミーノに代えて南野をピッチへと送り込む。その後もボールを保持して試合を進めたリバプールに追加点こそ生まれなかったものの、チェルシーの反撃も許さずに2-0の完封勝利を収めた。

●プレミアリーグ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP