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チェルシー、30億円での新GK獲得は間もなく…ランパード「競争のためにメンディを獲得する」

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チェルシー加入間近と報じられるレンヌGKエドゥアルド・メンディ

 チェルシーフランク・ランパード監督は、レンヌGKエドゥアルド・メンディの獲得に近づいていることを認めた。

 今夏の移籍市場で大型補強を敢行するチェルシー。ハキム・ツィエク、ティモ・ベルナー、ベン・チルウェル、チアゴ・シウバ、カイ・ハベルツらを獲得した同クラブにとって、最後のピースと考えられているのが守護神だ。2018年夏に獲得したケパ・アリザバラガは精彩を欠き、ランパード監督の信頼を完全に勝ち取れていないと考えられている。

 一時はヤン・オブラクやアンドレ・オナナといったGKの獲得が噂されていたが、レンヌで活躍するメンディ獲得が一気に浮上。今シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した同選手は、2200万ポンド(約29億円)でチェルシー加入に迫り、メディカルチェックを受けることがわかっている。

 そんな中、23日にバーンズリー戦を控えるランパード監督は、新GKの到着について「ポジション争いは通常のものだ。この戦いのためにメンディを連れてくる」と明かした。

 また、メンディ獲得に至る経緯について「(アドバイザーの)ペトル(チェフ氏)が重要な存在だった。ゴールキーパーは非常に特異なポジションで、ペトルはこのポジションで長年世界最高の選手だった。だから、彼はこの状況の中で大きな発言権を持っている。ゴールキーパーに関して言えば私は彼を強く信頼している。だから、彼の影響力は大きかった」と同じくレンヌ出身の元チームメイトからの助言があったと語った。

 イギリス『BBC』によると、メンディは昨シーズンのリーグ・アン25試合で9度のクリーンシートを達成。76.3%のセーブ率を記録し、114分毎にゴールを許した。対するケパは、プレミアリーグ33試合で8度のクリーンシートを記録するも、セーブ率は53.5%、63分毎に失点を喫していた。一方でパス成功率に関しては、ケパが79.7%と70.1%のメンディを上回っている。

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