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札幌守備陣、誰もいない!? 神戸FW古橋が“どフリー”独走弾で早くも二桁到達「みんなのおかげ」

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ヴィッセル神戸FW古橋亨梧

[9.26 J1第19節 神戸4-0札幌 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸FW古橋亨梧が2試合連続での2ゴールを記録し、今季初の連勝に大きく貢献した。今季の得点数はこれで二桁到達の10点。昨季、31試合の出場で積み上げたキャリアハイに早くも並んだ。

 三浦淳寛新監督の初陣となった札幌戦、まずは前半19分に先制点を決めた。MFアンドレス・イニエスタとのワンツーで左サイドを崩したDF酒井高徳の折り返しに対し、ワンタッチで落ち着いて合わせた形。この日がJリーグデビュー戦となったGK中野小次郎の逆を見事に突いたゴールだった。

 さらに2-0で迎えた後半17分、2点目は早い時間帯にしては珍しい形での独走ゴールだった。相手守備陣は全員が神戸陣内に深く攻め込んでおり、ハーフウェーラインがオフサイドラインとなっていたのを活かし、MFアンドレス・イニエスタからのスルーパスに完全にフリーで反応。最後は中野との1対1を制した。

「チラッと見たら相手が全員前目にポジションをとっていて、本当は中に絞ってディフェンスをしないといけないけど、フラフラっと前に行ったらいいボールが来て、あとは落ち着いて決められてよかった」。札幌が一方的に攻め込む時間帯だっただけに、リスクを負った判断が試合を大きく決定づけた。

 これで昨季に続く二桁得点を達成。昨季は31試合に出場していたのに対し、今季は19試合目での到達だ。

 それでも古橋は「こうやってみんなのおかげで二桁に乗せることができたけど、その前に外している場面が多いので決められるようにしたい」とチームメートに感謝。約20点ペースとの問いかけにも「まずは昨年の得点王の15点を目指したいと今季最初に決めていた。それを達成できたらまた20点を達成できるように。でもまずはチームが勝つためにプレーしたい」と控えめに目標を語った。

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