ガイナーレ鳥取は2日、ヴァンラーレ八戸のFW谷尾昂也(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は39。今月11日以降から出場可能となる。

　谷尾は2011年から川崎フロンターレに加入し、13年からはガイナーレ鳥取に移籍。その後、VONDS市原FCや松江シティFC、サウルコス福井を経て、17年から八戸に加入していた。

　八戸の公式サイトを通じ、谷尾は「今回移籍するかどうかすごく悩みましたが、もう一度地元でやりたいと思う自分の気持ちと、何より八戸のクラブスタッフの方々の背中を押してくれる言葉があり移籍する決心がつきました」と決断の経緯を語る。「この3年半では、昇格や色々な経験をさせていただきました。本当に感謝しかありません。3年半ありがとうございました。また会いましょう!」と伝えている。

　鳥取には14年以来の復帰となる。鳥取の公式サイトを通じ、「鳥取側からもう一度地元でやってくれないかと熱いオファーをいただきました」と報告。「僕も、地元のためにと思う気持ちと、前にいた時は何も結果を残せなく、悔しい思いをしたのでもう一度地元で活躍し、恩返しが出来たらと思い移籍してきました。また前とは違った谷尾を皆さんに見てもらえたら嬉しいです」と決意を伝えた。

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