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C・ロナウドやディバラらユベントスの7名、コロナ隔離違反で罰金12万円の可能性も

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 トリノの検察局は、ユベントスに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドら7選手が新型コロナウイルス感染拡大防止のための隔離規則を違反した問題について、調査を開始した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が8日、報じている。

 ユベントスでは、2日にスタッフ2名のコロナ陽性が判明。このためチームに所属する選手についても、自宅もしくは管轄の保健所に報告した場所で自主隔離を行うことが義務付けられていた。選手らへの特例はなく、自宅から練習場まで往復に限り移動が認められていた。

 しかしセリエA第3節終了後に代表ウィークが始まることから、ユベントスの所属選手13名が各国代表チームへと合流。このうち一部の選手が隔離期間終了前に外出したとの疑いがかけられている。問題となっているのは、代表招集のためにトリノを離れたC・ロナウド(ポルトガル)、FWパウロ・ディバラ(アルゼンチン)、DFメリフ・デミラル(トルコ)、MFロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ)、DFダニーロ(ブラジル)、MFフアン・クアドラード(コロンビア)と、自宅に向かったGKジャンルイジ・ブッフォンの7名。ガイドラインに定められている2回目のPCR検査の結果を待たずに、ユベントスが管理するJホテルを離れたとされている。ただブッフォンについては、保健所に住所を連絡しており、別ケースになるとの見方がある。

 いずれにしても犯罪性はなく、行政処分により1000ユーロ以下(約12万円)の罰金が科せられる見込みとなっている。またこの件については、イタリアサッカー連盟の検察局も代表チームに合流した外国人選手らの自主隔離違反として調査を開始。ユベントスのチームドクターに対して報告を求めている。

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