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レアルが久保建英の状況に頭を悩ませる…一方で今月中に訪れる“好転へのきっかけ”とは?

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ビジャレアルで十分な出場時間を得られていないMF久保建英

 レアル・マドリービジャレアルに期限付き移籍しているMF久保建英の現状に頭を悩ませている。その一方で、今月中に状況が好転することにも期待しているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 今夏に約30クラブが争奪戦を繰り広げ、最終的にビジャレアルへのレンタル移籍が決まった久保。欧州王者のバイエルンからは19歳MFに700万ユーロ(約8億7000万円)のオファーがあったとも報じられたが、レアルが優先したのは十分な出場機会を得られるクラブへの貸し出しだった。

 しかし、その目論みはシーズン序盤から大きく外れている。レアルはスタメンとして40試合程度の出場を確保できると予想していたようだが、実際は開幕戦から全5試合でベンチスタート。5試合のプレー時間は合計54分にとどまり、1試合平均で約11分となっている。最も長く出場していた第3節バルセロナ戦でも16分だった。

 この状況にレアルは懸念を示す一方で、今季中にレンタル移籍の契約を破棄することは考えていないという。今月中にビジャレアルが参戦するUEFAヨーロッパリーグ(EL)が始まることで、久保の出場チャンスが増えると期待しているようだ。

 また、久保もベンチを温め続ける現状に満足しておらず、訪れたチャンスをうまく利用しようと狙っているはずだと同紙は指摘した。

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