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[関東]コロナ活動休止から専修大が復帰戦、「責任を感じていた」監督は駅伝部の箱根駅伝出場に安堵

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[10.17 関東大学L1部第13節 明治大2-0専修大]

 復帰戦だった専修大だが、健闘虚しく明治大に敗れた。

 部内に緊張が走ったのは先月末のこと。レギュラーメンバーではない部員に新型コロナウイルスの陽性反応が出た。9月25日に公表した専大は、今月6日までサッカー部の活動を休止し、部員全員に外出禁止を命じていた。

 昨今の社会情勢では学内で新型コロナ感染者が発覚すると、他学生への影響が懸念される事態となる。サッカー部員には寮生も多数いる。同じ寮内には、箱根駅伝の出場を目指す駅伝部の学生らも同居。幸い、該当部員は自宅から通う学生だったために影響は最小限にとどめられたが、寮に住むサッカー部員には特に外出禁止が厳命されていたようだ。

 駅伝部は17日行われた箱根駅伝の予選会で10位となり、7年ぶりの本戦出場を決定した。「責任を感じていた」という高崎監督は、「練習停止にならなければいいなと思っていた。本当に良かった」と胸をなでおろした。

 サッカー部も勢いに続きたいところ。現在、専大はリーグ戦でわずかに勝ち点4を奪ったのみで最下位に沈んでいる。かつては2011年から14年まで前人未到の関東1部4連覇を達成するなど黄金期を築いた名門が、窮地に立たされている。

 活動休止期間を「ちょうど(自分たちに)向き合うタイミング」と前向きに捉えることで、後期の巻き返しに繋げるように部員にはアドバイスしていたという。

 復帰戦となったこの日も後半28分にMF冨山大輔(4年=関東一高)のボレーであわや同点という場面を作るなど、首位チームを相手に善戦した。指揮官も「正直言えば悪くないと思います」と振り返る。

「緊張感のある戦いをしてきたかのところで差が出てしまったが、(コンディションを)言い訳にしないためのものは表現してくれた」。アクシデントを跳ね返すパワーを見せつけたい。

(取材・文 児玉幸洋)
●第94回関東大学L特集

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