beacon

ビジャレアル指揮官、久保建英の今後に「結果を期待。内部の声に耳を傾けてほしい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

定位置確保を目指すMF久保建英

 現地時間25日に行われるラ・リーガ第7節カディスvsビジャレアルの一戦を前に、ビジャレアル指揮官ウナイ・エメリが前日会見の席で語った。その言葉を『MARCA』が伝えている。

 前節バレンシア戦で、久保建英は決勝ゴールをお膳立てするも2度の警告を受けて退場処分となった。後日、2枚目のイエローカードに異議申し立てをした結果処分が軽減され、日本代表MFはカディス戦に出場できる見通しとなった。だがリーグ戦ではここまで途中出場の続いている久保。一部報道では、保有権を持つレアル・マドリーから久保の起用法について何らかのプレッシャーがあったとも伝えられている。

 エメリは「私たちは全員を同じように扱い、全員と仕事に励んでいる。しかし、それぞれの事情が異なるのも確かだ」と語った。

「久保は1年契約のレンタルで加わった選手。成長を果たしてくれると思っているし、期限付きながら結果も残してくれると期待している。彼とは何度も話し合っているよ。19歳ながらすでに選手として成熟している。しかし、彼はもうすべてを求めてしまっている。すべてを求める姿勢は、ある意味ではポジティブなこと。さらなる成果を手にする上でもね」

 久保の出場機会が少ないのではないかとの批判の声について、エメリは次のような見解を示し、今後に期待を寄せている。

「これはチーム内のマネージメントもあり、外からの意見をすべてコントロールできる状況ではない。そして、それをすべきだとも思っていない。彼にはチームメートや監督と、内部で話されている意見に耳を傾けてほしい。私たちはビジャレアルにとって最良の状況が生まれることを望んでいる」

「外からの声は現時点で重要ではないと認識している。久保本人がチームには競争があると話していたが、それは正しい意見だと思うよ。私たちは彼のことを信頼している。リーグ戦はまだ32試合残っており、ヨーロッパリーグとコパ・デル・レイもある。まだまだ多くの試合が残されているんだ」

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP