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今春キャンプでは同部屋…川崎F内定、桐蔭横浜大MF橘田は憲剛引退に決意新た「少しでも近づけるように」

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[11.1 関東大学L1部第15節 桐蔭横浜大1-2順天堂大 フクアリ]

 川崎フロンターレが1日深夜に公式サイトで公開した『【重要】11/1 記者会見実施のお知らせ』というリリースは、サポーターの垣根を越えて大きな関心を集めていた。

 そして予告されていた15時になって登場したのはMF中村憲剛だった。昨晩の試合で決勝点を決めたヒーローの口から今季限りでの現役引退が告げられると、瞬く間に衝撃が広がった。

 15時はちょうど試合中。そのため、試合後にニュースを知ることになったが、桐蔭横浜大のMF橘田健人(4年=神村学園高/川崎F内定)も、「ビックリしました」と驚きを隠せずにいた。

 今春参加した川崎Fのキャンプでは同部屋で生活をともにした。「止めて蹴るの大事さを細かく言ってもらったり、メンタル的な部分でも話をしてもらいました」。プロで成功するために基礎となる部分を丁寧に教えてもらった。

 気配りに大先輩の凄さを感じている。練習に参加した際にはパス練習の相手に指名してもらうことで、チームに溶け込めやすい雰囲気を作ってもらった。さらに「(大卒ルーキーの)三笘選手や旗手選手の活躍を意識してしまうという話をしたら、お前はお前だから、周りのことは気にしないで思い切ってやれと話してくれました」と前向きな言葉をかけてくれたという。

 また加入前選手だけでなく、GK早坂勇希(3年=川崎U-18)も下部組織時代にトップチームの練習に参加した時に積極的に声をかけてくれる姿をみて感銘を受けたと振り返るのだから、より凄さが分かる。

 大卒で川崎Fに入団。パサータイプのボランチという点でも共通点は多い。この日、桐蔭横浜大は1-1と同点に追いついたあとに勝ち越し点を献上し、連敗を喫した。「昨日も(川崎Fの)試合を観ていたけど、(憲剛さんは)最後に点を決めてチームを勝たせていた。自分もそういう選手にならないといけない」。少しでも近づけるようにと高まる意識。「まだまだなのは分かっているけど、少しでも近づけるように、力をつけていきたい」。決意を新たに偉大な背中を追いかける。

(取材・文 児玉幸洋)
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