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[MOM3256]東福岡MF遠藤貴成(3年)_成長のために新潟から九州へ。“右の翼”が2発!

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前半1分、先制点を決めた東福岡高MF遠藤貴成(11番)が笑顔

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.1 選手権福岡県予選準々決勝 東福岡高 4-0 誠修高 本城]

 東福岡高は右SH遠藤貴成(3年)と左SH青木俊輔(3年)、そして交代出場で右サイドに入ったMF岩井琢朗(3年)の3人で4得点。“ヒガシ”のストロングポイントでもある両ワイドの選手たちが全ゴールを叩き出した。

 特に遠藤は2ゴール。まずは試合開始直後の前半1分、青木の左クロスから右足ダイレクトボレーで先制点を叩き出した。「あそこのクロスの入りは監督の森重さんから要求されていて、よくある形なので。ボールが来ると信じて中に入って合わせるだけでした」という“ゴラッソ”。これでチームを勢いづけた遠藤は、前半30分に2点目を奪う。

「日高(駿佑)が相手のミスを上手く奪って自分に落としてくれたので、あとは相手を外してシュートコース作って打つだけでした」。チームの1点目と2点目をゲット。だが、遠藤に満足感はない。「まだ自分的には物足りないので、次もっと良いプレーができるように」。この日は得意のドリブルで縦へ切れ込むシーンがわずか。それだけに、より高い位置でボールを受ける回数を増やし、仕掛けやアシストの部分でもチームに貢献することを誓っていた。

 遠藤はアルビレックス新潟U-15出身。高校進学時、県外の強豪でプレーすることを求めて新潟を飛び出した。選んだ進路は九州の名門・東福岡。「東福岡は上手い選手がいると思って、良い刺激を受けられると思って来ました」。そこで同級生や先輩たちの努力する姿に刺激を受けながら、成長と結果を追い求めてきた。

 自分が出場を逃した昨年度の選手権で、新潟県代表の帝京長岡高が3位に食い込んだことも刺激に。帝京長岡にはFW晴山岬(現町田)ら新潟のトレセン活動で一緒だった選手もいただけに、「自分たちもやらないといけない」の思いを強めている。

 選手権での活躍を目指してきた遠藤はこの1年で「自分の攻撃の形のバリエーションは増やせたと思います」。最終学年でチームを引っ張るという意識も増している“右の翼”が、福岡のライバルたちを突破し、今冬は全国で活躍する姿を見せる。
 
(取材・文 吉田太郎)
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