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引退表明の中村憲剛が妻の言葉明かす「変化があるからこそ楽しく、終わりがあるからこそ素晴らしい」

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18シーズンJ1連覇達成で笑顔を見せるMF中村憲剛

 川崎フロンターレのMF中村憲剛は1日、今季限りでの現役引退を表明。10月31日に40歳の誕生日を迎えたJ屈指の名手は、自身のブログ(https://lineblog.me/nakamura_kengo/)で胸中を明かしている。

 2003年から川崎F一筋でプレー。16年には史上最年長となる36歳でのJリーグMVPに輝くと、タイトル奪取に苦しみながらも17シーズンでJ1の頂点に。翌年には連覇を達成する。さらに翌年にはゼロックススーパー杯やルヴァン杯を獲得。その後、左膝前十字靭帯損傷という大怪我を負うも、今季見事に復帰を果たし、10月31日の自身40回目の誕生日では、自らのゴールでダービーマッチを制した。

 引退会見後に更新したブログでは、長文でさらに胸中を明かしている中村。一節には引退を長男に話した場面も記す。長男と長女には手紙で知らせたというが、父の決断に長男は納得せず。そこで、中村の妻が長男に終わる意味について語りかけたという。

「まだできるのに引退という決断をなかなか納得がいかないだろう長男には、どんなこともどんなものもずっと同じであり続けることは不可能で、変化があるからこそ楽しく、終わりがあるからこそ素晴らしいと妻がそう話してくれました」

「その話を聞いた時に、この決断に対して心からスッキリすることができたんです。当たり前の日常や一緒にいるのが当たり前の人。いつも同じとは限らないからこそ毎日を大切に生きると子ども達には伝えました」

「それはこの引退を通して僕自身が感じたことでもあります。チームメイトとサッカーができるのが当たり前だった18年間、有限だからこそ話さなきゃいけないことや伝えたいことがたくさんあります。ここから引退まで日々を丁寧に過ごしていきたいと思います」

中村憲剛のLINEブログ全文は下記
https://lineblog.me/nakamura_kengo/archives/8452424.html

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