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井手口が2戦連発、豊川が3戦連発…白熱の大阪ダービーはともに譲らずドロー決着

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大阪ダービーは勝ち点1を分け合う結果に

[11.3 J1リーグ第26節 C大阪1-1G大阪 ヤンマー]

 J1リーグは3日、第26節を開催し、ヤンマースタジアム長居ではセレッソ大阪ガンバ大阪による大阪ダービーが行われた。試合は前半32分にMF井手口陽介の得点でG大阪が先制するが、同34分にFW豊川雄太が決めてC大阪が追い付き、1-1の引き分けに終わった。

 4位につけるC大阪は10月24日の前節・浦和戦(●1-3)から先発2人を入れ替え、MF藤田直之、DF松田陸らを先発起用。一方、ここ10戦無敗(9勝1分)で3連勝中の2位・G大阪は10月31日の前節・札幌戦(○2-1)から先発1人を入れ替え、FWパトリックらがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 序盤からホームのC大阪が押し込む時間帯が続き、フィニッシュまで持ち込もうとするが、粘り強く対応するG大阪守備陣が簡単にフリーでのシュートを打たせずにゴールを許さない。

 すると前半32分にG大阪が試合を動かす。右サイドからMF小野瀬康介が送ったクロスをファーサイドのFWパトリックが胸、右足、胸でコントロールしてDFマテイ・ヨニッチをかわすと、落としたボールに走り込んだ井手口が左足で蹴り込み、スコアを1-0とした。井手口にとって、2試合連続ゴールとなった。

 しかし、C大阪がすぐさま追い付く。DF丸橋祐介が蹴り出したFKをDF木本恭生が右足で合わせたシュートはクロスバーを叩いたものの、こぼれ球にいち早く反応した豊川がヘディングでねじ込み、試合を振り出しに戻した。好調を維持する豊川は3試合連続ゴールとなった。

 さらに前半40分には右サイドを突破した豊川の折り返しをMF清武弘嗣がスルーし、MF藤田直之が決定機を迎えるが、シュートはゴール左に外れた。すると同41分にはG大阪がゴールに迫る。小野瀬のスルーパスからPA内に走り込んだFW宇佐美貴史が右足で狙うも、距離を詰めたGKキム・ジンヒョンに阻まれてしまった。

 1-1のまま後半を迎えると、同13分にG大阪をアクシデントが襲い、負傷したDFキム・ヨングォンがプレー続行不可能と判断され、DF三浦弦太との交代を余儀なくされた。同19分にはC大阪ベンチが動き、豊川に代わってFW柿谷曜一朗がピッチへと送り込まれる。

 その後も集中力を切らさない両チームの激しい攻防は続き、ともにゴールに迫る場面も作り出すが、なかなか勝ち越しゴールは生まれない。後半アディショナルタイムには清武がバイシクルで狙ったシュートがゴール右に外れるなど、1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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