柏レイソルは3日、ネルシーニョ監督とトップチームスタッフ1名が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表した。

　クラブによると、ネルシーニョ監督は1日午後に発熱(37.5℃)があり、PCR検査を実施。2日からチーム活動を欠席し、同日に体温が38.4℃まで上がったという。2日時点でPCR検査の再検査が必要とされ、3日に陽性判定を受けた。現在は平熱で症状も落ち着いており、自宅で静養中。大事を取り、3日夜から千葉県内の病院に入院する予定とのことだ。また、スタッフも現在は自宅で静養しており、4日から千葉県内のホテルで10日間程度の自主隔離を行う予定となっている。

　クラブは前日2日、トップチームの選手1名が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表。さらにスタッフ2名の発熱も確認され、同日にPCR検査を実施した。3日13時にユアテックスタジアム仙台で開催予定だったJ1第26節・仙台戦は、検査結果が得られていない2名について濃厚接触疑い者を特定するプロセスが試合開催までにとれないことが確認されたため、2日時点で中止が決定している。

　仙台に向かっていたチームは3日にバスで柏へ移動しており、柏に到着後、早急にクラブのフロントスタッフを含めてPCR検査を実施するという。この検査の結果は4日午後に出る予定となっており、追って公表するとしている。

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