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昨年度全国4強・矢板中央が4連覇に王手! PK戦制した宇都宮短大附と決勝で激突:栃木

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矢板中央が決勝に駒を進めた

 第99回全国高校サッカー選手権栃木県予選は7日、準決勝を行い、矢板中央高宇都宮短大附高が決勝に進出した。

 昨年度の選手権で全国4強の矢板中央高は第1試合で國學院栃木高と対戦。前半6分、DF島崎勝也(2年)のロングスローからFW多田圭佑(3年)が鮮やかなオーバーヘッド弾を突き刺すと、前半25分にもMF唐橋玖生(2年)がネットを揺らし、2-0。國學院栃木はFW福村聖那(3年)がPK弾を沈め、1点差で前半を折り返した。

 矢板中央は後半2分、相手のミスを突いた多田が無人のゴールに流し込み、3-1とリードを広げる。しかし、後半17分にはCKの流れから國學院栃木MF齋藤大空(2年)がスーパーボレー弾を突き刺し、再び1点差。一進一退の展開となったが、後半アディショナルタイムに島崎のロングスローからDF小出勇翔(2年)がヘッドで押し込み、勝負あり。矢板中央が4-2で勝利し、4連覇に王手をかけた。

 第2試合は宇都宮短大附高と文星芸大附高が対戦。スコアレスのまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入。先攻の宇都宮短大附はGK落合奏太(3年)が4人目のコースを読み、横っ跳びでストップすると、5人目の主将DF栃木優太(3年)がきっちりと沈め、PK5-3で競り勝った。

 決勝は11月14日に行われ、矢板中央が勝てば4年連続11回目、宇都宮短大附が勝てば初優勝となる。

【栃木】
[準決勝](11月7日)
矢板中央高4-2國學院栃木高
宇都宮短大附高 0-0(PK5-3) 文星芸大附高

[決勝](11月14日)
矢板中央高 - 宇都宮短大附高
●【特設】高校選手権2020

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