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ビジャレアルが連勝で暫定首位浮上! 久保建英は後半41分からの出場

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[11.8 ラ・リーガ第9節 ヘタフェ1-3ビジャレアル]

 ラ・リーガは8日、第9節を行い、MF久保建英所属のビジャレアルヘタフェに3-1で勝利した。上位陣の消化試合数にばらつきはあるものの、2連勝で暫定首位に浮上。3日前のUEFAヨーロッパリーグでフル出場していた久保はこの日はベンチスタートで、後半41分からピッチに立った。

 試合は序盤から大きく動いた。まずは前半11分、ビジャレアルはMFダニエル・パレホからのロングフィードがペナルティエリア内右寄りに入ると、ここに走り込んだDFマリオ・ガスパールがヘッドで折り返し、ゴール前でFWパコ・アルカセルが反応。胸トラップで収めてグラウンダーで押し込み、先制点を奪った。

 ヘタフェも前半16分、GKダビド・ソリアのロングキックからのセカンドボールを拾ったMFマウロ・アラムバリが強烈なミドルシュートを突き刺して同点。ところが17分、ビジャレアルは左サイドを崩したDFアルフォンソ・ベドラサの横パスをP・アルカセルがはたき、これに抜け出したMFマキシ・ゴメスの折り返しをMFマヌエル・トリゲロスが押し込んですぐに勝ち越した。

 ビジャレアルが2-1でリードして迎えた後半17分にはD・パレホの縦パスがP・アルカセルに通り、ゴール前で1対1の状況をつくると、P・アルカセルは右へのスルーパスを選択。これに反応したFWジェラール・モレノが落ち着いてネットを揺らし、リードを2点に広げた。

 久保は後半41分、モレノとの交代でピッチに登場。右ウイングのポジションに入った。その後はなんとか攻撃の形を作ろうとするヘタフェに対し、ビジャレアルはボールを保持しながら試合をコントロールする流れ。久保は果敢なドリブル突破で相手のファウルを誘う場面こそあったものの、大きな見せ場は訪れないまま試合終了となった。久保はこの後、日本代表のオーストリア遠征に合流する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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