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Jリーグが2023年のホームグロウン制度を発表、J2・J3も登録義務2人に拡大へ

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 Jリーグは17日、昨季からJ1リーグで導入しているホームグロウン制度について、2023年からJ2・J3リーグでも2人以上のホームグロウン選手を登録するよう義務付けると決定した。J2・J3リーグでは22年から同制度がスタートする。

 ホームグロウン制度は自クラブの育成組織で育った「ホームグロウン選手」を、規定の人数以上トップチームに登録することを義務付ける制度。各クラブのアカデミー強化を推し進めるため、昨季からJ1リーグでスタートしている。

※ホームグロウン選手
・12歳から21歳の間、3シーズンまたは36か月以上、自クラブで登録していた選手
・満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする
・期間は連続していなくてよい
・21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする
・期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録とみなす
・選手を国籍、またはプロ/アマの別、年齢で区別しない
・JFA・Jリーグ特別指定選手は、HG選手とみなさない

 J1では2019〜20年、2人以上のホームグロウン選手を登録するよう義務付け。21年には3人に増枠される。さらに22〜23年になると、4人を登録しなければならなくなる。またJ2・J3リーグでは、22年から同制度を導入予定。22年は1人以上、23年は2人以上の登録が義務付けられる。

 もし、規定の登録数に満たない場合、翌シーズンのプロA契約選手上限(通常25人、ACL出場チームは27人)が不足人数分だけ削減されるという罰則が設けられている。

 ホームグロウン選手を育成するためには最短でも3シーズンかかるため、2023年の要件を満たすためには2020年現在の時点で当該選手はクラブに所属している必要がある。したがって、現段階でホームグロウン選手を確保できていないチームは今後、トップチームに昇格できる人材の育成が急務となりそうだ。

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