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逃げ切れなかったリバプール、後半ATに追い付かれてドロー…南野は今季プレミア初先発でフル出場

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今季初先発となったリバプールFW南野拓実

[11.28 プレミアリーグ第10節 ブライトン 1-1 リバプール]

 プレミアリーグは28日、第10節を行い、FW南野拓実が所属するリバプールブライトンのホームに乗り込んだ。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半15分にFWディオゴ・ジョタの得点でリバプールが先制するも、同アディショナルタイムにブライトンがPKで追い付いて1-1の引き分けに終わった。

 今季リーグ戦初先発となった南野は4-3-3の右インサイドハーフの位置に入り、最前線には右からFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノ、ジョタが並んだ。

 前半3分にDFファビーニョのロングパスからサラーがフィニッシュに持ち込むなど、序盤からリバプールが押し込む時間帯が続く。前半10分にはブライトンのカウンターを浴びて危機を招いたものの、完全に抜け出したFWアーロン・コノリーのシュートは枠を外れた。

 前半19分にはPA内にドリブルで侵入したコノリーをDFネコ・ウィリアムズが倒してしまい、ブライトンにPKを献上。だが、キッカーを務めたFWニエル・モペーのシュートはゴール右に外れて難を逃れる。

 前半34分にはフィルミーノの浮き球のパスから抜け出したサラーがPA内に持ち込んでネットを揺らすも、VARが介入した結果、オフサイドの判定でノーゴールに。同42分には相手のクリアボールを拾った南野がPA外から狙うも、シュートはGKマシュー・ライアンの守備範囲に飛んでしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、リバプールはネコに代えてMFジョーダン・ヘンダーソンをピッチへと送り込む。すると同15分にリバプールが先制に成功。DFアンドリュー・ロバートソンが中央に送ったパスをサラーがワンタッチではたくと、ボールを受けたジョタが右に流れながら右足のシュートでゴールを陥れ、スコアを1-0とした。

 1点のリードに成功したリバプールは後半19分にサラーに代えてFWサディオ・マネを投入。同29分にはリバプールをアクシデントが襲い、負傷したMFジェームズ・ミルナーがプレー続行不可能と判断され、MFカーティス・ジョーンズとの交代を余儀なくされた。

 後半38分にはロバートソンが蹴り出したFKをマネがヘディングで叩き込むも、オフサイドの判定でノーゴールに。すると後半アディショナルタイム、ロバートソンがPA内でFWダニー・ウェルベックにファウルを犯して、この日2度目のPK献上。このPKをMFパスカル・グロスに沈められて、試合は1-1のドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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