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2点ビハインドから2G1Aで大逆転に導いたカバーニ、マグワイアは感服「ストライカーはあの動きを学ぶべき」

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FWエディンソン・カバーニが2ゴール1アシストで大逆転に導いた

 マンチェスター・ユナイテッドは29日のプレミアリーグ第10節・サウサンプトン戦で3-2の勝利。2点ビハインドからFWエディンソン・カバーニの2ゴール1アシストの活躍で試合をひっくり返した。

 前半に2失点したユナイテッドは、後半にFWメイソン・グリーンウッドに代えてカバーニを投入。すると後半14分、カバーニのクロスを受けたMFブルーノ・フェルナンデスがトラップからのシュートで1点を返す。さらにカバーニは後半28分、B・フェルナンデスのシュートの軌道上に頭を出してコースを変更。得意のダイビングヘッドで2-2と試合を振り出しに戻した。

 そして試合終了間際、FWマーカス・ラッシュフォードが左サイドからアーリークロスを上げると、ニアサイドに詰めたカバーニは再びヘディングシュート。33歳のベテランが全得点に絡む活躍で、大逆転勝利に導いた。

 クラブ公式サイトでは、DFハリー・マグワイアがカバーニの影響力を語る。「彼を本当に誇りに思う。無所属の状態が数か月続いていて、ウチに来てから状態を上げた。素晴らしいプロフェッショナル。彼がいてくれて助かる。ドレッシングルームでの振る舞いも素晴らしい」と大絶賛。「ボールがワイドな位置にある時の彼の動きは、どのストライカーにもやれる類のものじゃない。彼は常に動いていて、相手をイライラさせている。だからあれだけ点を決められるんだ」とその動きの特徴を明かした。

 FWにとってのいい教材になる活躍だった。マグワイアは「勉強したいストライカーは、彼の動きを参考にしているだろうね」と語る。守備選手としての目線では「練習でも、彼をマークするのは悪夢のよう。毎日の練習でも同じ動きをしている。今日の試合での彼も本当に良かった」とその脅威を口にしている。

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