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17位清水、王者川崎F苦しめるも山根弾で土壇場ドロー! 新体制ホーム無敗は継続

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激戦の清水vs川崎Fはドロー決着

[12.5 J1第31節 清水2-2川崎F アイスタ]

J1リーグは5日に第31節を行い、IAIスタジアム日本平では前節優勝を決めた川崎フロンターレと17位清水エスパルスが対戦し、2-2で引き分けた。1点をリードする展開だった清水は土壇場で追いつかれたが、平岡宏章監督就任後はホーム無敗を継続した。

 先手を取ったのは清水だった。前半11分、MF竹内涼がプレッシャーをかけてDFジェジエウのパスミスを誘い、ボールを奪ったMFヘナト・アウグストがFWカルリーニョス・ジュニオにつないでカウンターを発動。右サイドからMF西澤健太がクロスを入れると、ゴール前に入った竹内が右足アウトでファーにそらし、C・ジュニオが押し込んだ。

 1点ビハインドの川崎Fは前半20分、MF田中碧がMF守田英正、FWレアンドロ・ダミアンとの連続ワンツーで縦に突破し、ペナルティエリア内に侵入。鋭い右足シュートを突き刺し、1-1。一進一退の展開となったが、次の一点を奪ったのは清水だった。

前半39分、右後方でFKを獲得すると、西澤がクロスを蹴り込み、ゴール前の混戦からR・アウグストが押し込んだ。勝ち越しに成功した清水。後半4分には西澤がPA手前で胸トラップから強烈なミドルシュートを打ったが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。

 川崎Fは後半13分にMF中村憲剛とFW小林悠を投入して反撃に出る。清水は後半17分にはアクシデントに見舞われ、小林と接触したC・ジュニオが足を痛めてピッチに倒れ込み、FWティーラシン・デーンダーとの交代を余儀なくされた。

 川崎Fは選手の配置を変えながら攻撃の圧を強めると、後半35分に決定機。田中のスルーパスに抜け出したDF山根視来がクロスを供給し、滑り込んだ小林が合わせたが、シュートは左ポストを叩くと、こぼれ球に詰めたMF齋藤学のシュートも左サイドネット。絶好のチャンスを逃したが、逃げ切ろうとする清水のギャップを突き、後半44分に山根が同点ゴール。川崎Fが土壇場で2-2の引き分けに持ち込み、勝ち点を76、総得点数を81に伸ばした。

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