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J1昇格の可能性が消滅した甲府…伊藤監督「非常に残念に思う」

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[12.6 J2リーグ第39節 千葉 1-0 甲府 フクアリ]

 J1昇格の可能性はわずかだが残されていた。しかし、千葉に敗れたことで、その可能性は消滅した。

 消化試合が1試合少ないヴァンフォーレ甲府は残り5試合勝ち続ければ、2位・福岡や3位・長崎の結果次第でJ1昇格の可能性が残されていた。しかし、序盤から千葉を相手にリズムを作れず、逆にゴールを脅かされる場面を作り出されてしまう。GK岡西宏祐の好セーブなどで得点を許さずに試合を進めたが、前半に放ったシュートはわずかに2本に終わった。

 後半に入っても流れは大きく変わらず、同11分にはFW船山貴之に直接CKを沈められて先制を許してしまう。終盤はパワープレーに打って出たが、5バックに変更した千葉の守備を崩し切れずに0-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

 勝ち点を持ち帰れなかったことで、J1昇格の可能性は消滅。チームを率いる伊藤彰監督は「昇格を目指して1年間やってきたが、この時点で昇格の芽がなくなり、非常に残念に思う」と悔しさを滲ませる。しかし、シーズンは残されている。残り4試合。「1年間足りなかったものをしっかり出しながら、次につなげていかないといけない」と気丈に前を向いた。

(取材・文 折戸岳彦)
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