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“死守”したG大阪、熾烈な2位争いに三浦弦太「チーム全員でつかみにいきたい」

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ガンバ大阪が2位を守った

[12.6 J1第31節 湘南1-2G大阪 BMWス]

 ガンバ大阪がFWパトリックの決勝ゴールで競り勝ち、3試合ぶりの勝利を挙げた。前日名古屋が勝ち点59に並び、暫定2位に浮上。負けられない一戦で勝ち点を62に伸ばし、天皇杯出場権が得られる2位を死守した。

 前半7分に試合を動かした。右サイドでDF高尾瑠がボールを奪うと、パスを受けたパトリックが落とし、MF福田湧矢が強烈な右足シュートで叩き込んだ。PKで追いつかれたが、1-1で迎えた後半21分にはDF藤春廣輝のクロスをパトリックが高い打点からヘッドで叩き込み、勝ち越しに成功。終盤はGK東口順昭のビッグセーブもあり2-1で逃げ切った。

 今季初ゴールとなった福田は「ずっと宇佐美さんにシュートを教えていただいていて、感謝しています」。福田は累積警告で次節出場停止となり、怪我人も続出しているが、宮本恒靖監督は「チーム全体の力で乗り切るしかない。全員の力で残り2試合を戦いたい」と決意をにじませた。

 残すは2試合。熾烈な2位争いのポイントを聞かれ、指揮官は「やはりメンタルですね。思うようなサッカーができない時間帯も凌ぎ切る我慢強さだったり、相手の時間帯も耐えるチームとしての精神的な部分が今日は出た。他のチームの勝敗に関係なく、自分たちが目の前の試合で勝ち点3を獲ることに集中したい」と強調した。

負傷明けの主将DF三浦弦太は「きのう2位を争うチームも勝っていたし、負けられない試合だった。自分たちが勝って2位を決められるチャンスがある。チーム全員でつかみにいきたい」と闘志を燃やした。

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