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柴崎岳、指揮官とともにテネリフェ凱旋出場も白星ならず…レガネス4位転落

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[12.7 ラ・リーガ2部第17節 テネリフェ0-0レガネス]

 ラ・リーガ2部は7日、第19節を各地で行い、MF柴崎岳所属のレガネステネリフェと0-0で引き分けた。2016-17シーズンにテネリフェでプレーしていた柴崎は、当時の指揮官でもあったホセ・ルイス・マルティ監督とともに懐かしのスタジアムに凱旋。2試合ぶりのフル出場を果たした。

 それでもチームの結果はついてこなかった。試合を優位に進めたレガネスの最初の決定機は後半5分、自陣からのハイボールをFWボルハ・バストンが頭で落とすと、このボールに抜け出したFWホセ・アルナイスが左足でネットに突き刺した。だが、わずかにオフサイドがあったとしてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。ゴールは取り消された。

 さらに後半35分、レガネスは空中戦で競り合った柴崎のヘディングパスが相手の守備の乱れを誘い、決定機を演出。だが、バウンドに合わせたFWサビン・メリノのボレーは相手GKに阻まれ、こぼれ球を拾ったメリノの二度目のシュートも相手GKに当たると、跳ね返りから放たれたJ・アルナイスのキックも大きく枠を外れ、またしてもゴールには至らなかった。

 レガネスは終盤、柴崎のコーナーキックから何度もゴールに迫ったが、最後までスコアを動かすことはできず、0-0のままタイムアップ。勝ち点1にとどまったことで今節白星のアルメリアに勝ち点で抜かれ、4位に転落した。なお、柴崎がベンチスタートか欠場した試合はチームが4連勝している一方、先発試合は3試合連続勝ちなし(2分1敗)となっており、苦しい結果が続いている。

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